リビングルーム (2000.0731)


リビングルーム って、どんな使い方してます?

もちろんダイニングで食事の後に紅茶を飲みながら家族でおしゃべりを楽しんでます・・というアナタはそのまま海外でもOKです。

でも普通はテレビを見たり、寝っころがって雑誌を読んだり・・・ではないでしょうか? 日本では茶の間として親しまれていた部屋が、いつのまにか海外からリビングという スタイルと家具が、いっしょに輸入されとってかわっています。

たしかにアメリカやヨーロッパでは最初のフレーズのような生活をしてます。形だけは欧米と同じになったようですが生活スタイルまでは取り入れきらないと言ったところでしょうか。

これには文化の違いが背景にあると思います。靴を脱ぐか脱がないか・黙って相手の気持ち推し量るか 全て言葉で表現するのか・・

滑稽なのはスタイルだけ真似ている場合です。立派な応接セットを置きながらソファーは落ち着かないと言って床に座ってソファーを背もたれに使ったり、きれいなインテリアで装飾したあげく汚すのがもったいない と部屋自体を使わなかったり・・・

つまり私が言いたいのは廻りや風潮にとらわれずに自分の生活スタイルに合わせた空間をつくるべき ということです。

どデカイテーブルをセットしてリビング兼ダイニングの部屋とし、テレビや棚を全て壁面収納に収めてシンプルだけど一日中くつろげるなんでもアリの空間もつくれます。
寝っころがりたいけれど椅子のように足を伸ばしたい人には掘り込み式の床もつくれます。
食事やお酒をメインに楽しみたい人にはコンロやシンク付のテーブルもつくれます。

自分の楽しみの為に部屋つくりをする。
・・・当たり前のようで疑問に思ってしまうのは気のせい?



作:ショウジ

  モドル

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